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気になり過ぎるビーフハートのトラウトマスクレプリカ Trout Mask Replica Beefheart 史上最変オルタナ

JUGEMテーマ:ROCK

 

Trout Mask Replica captain Beefheart

キャプテン ビーフハートのトラウトマスク レプリカ

 

beefheart (1).JPG

 

この世には理解できない事が山のようにある、
キャプテンビーフハートのトラウトマスクレプリカは 

まだ理解出来る ギリギリの音楽
最果てのロックと思った

 

1969年にリリースされ 未だに熱狂的な信者の多い 

ロック史上 行き着くところまで行ってしまった

狂気のアルバム トラウトマスクレプリカ
デヴューから数えて4枚目にあたる作品 

プロデュースはザッパ

1枚目のサイフアズミルクがパンクやニューウェイブに近い音やって
2枚目はサイケデリックな前衛どたばたブルースロック、

3枚目にあたるのはセッション シカゴブルースだった

そして4枚目にあたる オルタナティブロックだ
いろんなところで言われている話は、

9ヶ月間の合宿生活 鍛え上げたリハーサル 

ミュージシャン経験の乏しいメンバー2人を含む6人とゲスト数人で演奏したものを

ザッパが録音
この時でない古い録音曲も含まれてる

録音メンバーは
Captain Beefheart        bass clarinet , tenor sax, soprano sax, vocal
Zoot Horn Rollo           glass finger guitar , flute
Antennae Jimmy Semens   steel-appendage guitar
The Mascara Snake         bass clarinet, vocal
Rockette Morton       bass , narration
Drug Moon      guitar  on #11#25  

Roy Estrada,

Arther Tripp,

Jeff Cotton voice,

Frank Zappa  voice,

Don preston ,

Ian Underwood ,

Buzz Gardoner

ビーフハートは初めて弾くピアノと格闘し この作品を作ったと言われている
リハに8〜9ヶ月を費やし、殆どがワンテイクで録音されたとも言われており

ベーシックを含む トラックは8時間強で録音 

あとはオーバーダブなどで合計3日ほどで完成された なんて本などに書いてある

ビーフハートは紙に書かれた詩を元に 

メンバーの1人 ズートホーンロローことビルハークルロードが音楽と言う形にした。
ビーフハートだけでは成りえなかった作品なんだ

またメンバーは1年前後 練習を繰り返し 

あのドタバタ前衛音楽演奏して覚えたとインタヴューでも語られている

なので一体感があり まるで彫刻音楽のようになったんだな

そんな訳だから たったの8時間強で録音がすんだんだな
また予算の都合上 手っ取り早く録音した、なので猛練習が必要になったんだ

演奏を録音し、後でビーフの歌をオーバダブしたとも言われている

また録音場所もマチマチで合宿先やったり、

外やったり、部屋の中だったり、スタジオやったり 

ビーフの部屋での録音なんてカセットの操作の音が入っていたりと・・・

さまざまなモノを1つの作品にまとめ上げた

 

beefheart (2).JPG

狂気の1曲目


#1 Frownland
いきなり狂ったぶっ飛んだ 

それでいて非常にスリリングな合っていないリフとリズム、各々が違う方向へぶっ飛んでいく演奏から始まる。

ビーフは 吼えまくり ガラガラ蛇のように絡み付いてくる

ただ 合っていないようで 

実に微妙なバランスで構築されて行くのが良く分かる、

テンションも1曲目だけに 高い高い

相当な連取を重ねないと出来ない世界でもある、

ザッパの整然と並ぶ音符とは 逆に色気と狂気が合体した 

この世の最果てを感じる

毎日 面積が小さくなっている北極と同じような恐怖も感じる音楽だ

#2 The Dust Blows Forward'n The Dust Blow Back
ブツ切り録音 カセットテープだろう ビーフハートが詩を朗読している
オンオフのノイズが前編入っている

#3 Dachau Bluse
ものすごい声が 襲ってくる 演奏が遠くに聞こえる 

低い吼えるヴォーカルはオーバーダブだ バックにビーフのバスクラリネットがのた打ち回る

ビートもノリも この世のモノとは思えない ただジャジーなテイストがある
ドタバタとした演奏曲だ
リズムも良く聞こえないが 変化していくみたいだ 
歌のミックスが非常に大きい
演奏がフェイドアウトして行き 誰かが喋っている 明らかに別 録音だな

#4 Ella Guru
まるでチンドンヤ(ザッパが大阪で観たら絶対オファーしてる)

のような雰囲気のある演奏 

サビもあるし コーラスもあるが 

基本がドタバタなんで 凄いぞ

サビのコーラスはみんなで歌えるメロディーだ 

決めの部分もたっぷりある しっかりとした演奏だ
まるで残響音の無い録音は、90年代のオルタナバンド ナインインチネイルに受け継がれていく

#5 Hair : Pie Bake 1
フィールド録音 

草むらで録った曲で、ビーフの従兄弟と録音したらしい

クラリネットの2本演奏かな 

その後 別録音のバンド演奏がフェイドインしてくる 

もうカオス状態だが 意外とバンド演奏はしっかりとしてて聴ける曲だが

これまた突然ザッパのように変化する、ザッパのアイデアか? 

プロデュースなんで運指揮法が出たんではないかな?
それにしてもベースが従来のベースと違うのが凄まじい

その後 演奏終わり 子供の声とビーフの声が・・・

何か喋っているんだな またこの音は外だ 遠くに犬の鳴き声が聞こえる

#6 Moonlight On Vermont
錆びた針金かカミソリで切り裂くような歪んだギターが脳をかき混ぜる
恐ろしいトーンとサウンドだ

ビーフハートの声も今回は歌に聞こえる メロがあるんだな

リフもあるし ノリもある 不思議なグルーブが のた打ち回るのが分かる
途中にブレイクし、再び ザクザクした触感と共にビーフが吼える
凄まじい曲だ 珍しく声に軽くだがリバーブが一瞬かかるように聞こえるのだが・・・

フェイドアウトしてしまう。

 

 

 

beefheart (3).JPG

 

★ロックアルバムジャット史上 

一番いかついジャケットのトラウト マスク レプリカ

#7 Pachuco Corpse
ビーフのカッコイイネレーションから始まる、

いかついビートとベースラインが もう崩れそうな ホネグミの家みたいでぶっ飛び
なんとなくまとまりかけて歌が始まる 

歌と言うより詩の朗読が演奏に何とか合っているって感じだが 

実際のところ あっていないのかも知れない
凄い演奏だ 一体どこへ行くのやろう

よく聞くと 幾つかのリフがぶち当たりながら つき進んで行く そんな感じ
ある程度 朗読が終わると チャルメラが鳴り響く バックは もうドタバタで 決めもあるし 凄い事になっている
ミストーンは存在しない曲

外れているように聞こえても 実は それが正しいんだ

#8 Bills Corpse
前曲を もっと崩れだした そんな演奏だ 

恐ろしい ビーフも歌に一歩近いし、それに叫びを足した なんて表現したらええねん

かっこいいのは当たり前だが・・・・・
ギターのチューニングがおかしいのか、弾き方がおかしいのか・・・なんだろう
決めも十分あるが あまりにもタイトでないところが 凄すぎる

#9 Sweet Sweet Blebs
曲に聞こえる始まり方 途中におかしくなるが 直ぐに曲に戻る
チューニングの合っていない 全員がつき進んで行くところは カッコイイ

ドラムのドタバタが凄く ハットのクローズの感じも いかつい
ベースがフレーズを弾いて 引っ張っていくと思われた瞬間 みんなが 雪崩のように崩れだす
ギター2人は、決まったフレーズを弾いていると思うが・・・チグハグだな
途中からテンポが変わるが いつしか戻る

ギターも難易度が高い演奏をしてるが、

#10 Neon Meate Dream Of A Octafish
どんどん難解で難易度も高みに上がっていく
ややこしいビートと展開 ビーフはただただ詩を朗読かな

メロトロンみたいなキーボードかな それが聞こえる ミュゼットらしいが

ビクターヘイドンの狂気のクラリネットが聞こえる

#11 China Pig
マジックバンド初期のギタリスト ダ

グムーンのギターをバックにビーフハートがブルースを歌う

突然音が悪くなるので 録音日時や場所が違うんやろう 
ビーフが吼えるし、ギターもガリガリの錆びた弦のサウンドだ なんやろう?

#12 My Human Gets Me Blues
イントロがカッコイイ いきなり ズドンと来る
そして エア=シンバルにタムのドタバタリズムが襲いかかる
ビーフが叫ぶ ギターの2人は 違うことに専念してる。

どこで1つになるのか そのうちブレイクがみんなピタっと合っているが
次から ドタバタなリズムをバックに 叫ぶ叫ぶ

途中にブレイクが ピッタリ合っている

#13  *****

イントロからして カッコイイ まるでリングモジュレーター見たいなサウンドだな
2本のギターが絡みだすと ややこしくなって行く
ギターインストだな あっていないようで合っているのが不思議なくらいだ

 

#14 Hair Pie : Bake2
5曲目のパート2 草むらで録音したような始まり方のBake1がえらく混沌としてたが、

こっちは 全然違ってまとまりや恐怖度もタップリのヴァージョン

ベースがおろおろと動き回り、ギター2本が合ってないようで秩序のあるバランスでギタギタと鳴り響いています。

突然 全員がごろっと変わるところは ザッパがプロデュースしただけあって 

運指揮法がここでは どう言う形かで あったのかもしれない。

そんな 突然変わる部分があるし、ドラムのフィルだけになる部分もあったり
それにしても この歪さ(イビツ)前衛もロックのテイストで演奏すると 

こないにも凄いことになるんだな っていうお手本だな
インスト

#15 Pene
数人のヴォイスが行き来し、レイの演奏が始まる、キーの高い声はジェフコットンだとか・・・

朗読し だんだん声が掠れて来る

そのバックでのた打ち回るビーフの吼える声とキンピカキンピカとギターがリフを叩き付ける
サビらしき部分は ちょっと聞きやすいかな

それにしても なんと言うえぐい演奏と録音なんだろう
このCDで一番カッコイイんとちゃうかな

#16 Well
マザーズとオノヨーコ ジョンレノンのフィルモアライヴに入ってた曲と同じタイトルだが
ビーフハートの朗読

 

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#17 When Big Joan Sets Up
気合の入った演奏にビーフのファルセット唸り声が絡んでくる
ノリのあるイントロと演奏 歌いやすかったのかいビーフハートさんよ
ノリノリに歌ってるやん
その後 演奏が止まり ビーフのアルトサックスがチャルメラのようにドロドロと歩き出す
きっとビーフハートさんは まともに演奏出来ない人やったんだな

吹きまくり感覚で音程なんて気にせず 指で穴を押さえていたんだろう
彼に楽器の演奏なんて前衛的でない限り 無理なんだ

それにしても 3つの曲が一度に流れているような感じになる
ただブレイクもちゃんとあって 決めてくれる
その後 ビーフが大暴れして喚き散らす
そして チャルメラがソロをとる

んで、ドラムの合図でカオスが始まる

#18 Fallin7 Ditch
紙が破れるような音から始まる、誰かの声が遠くに聞こえビーフが話す
変てこな音がして メンバーがつぶやき 演奏が始まる
例によってベースがなぜか浮いたような演奏をする、

ギター2本とドラムが 同じようなアクセントとリズムでつき進んで行く
決まった幾つかのリフにのっかるビーフはノリノリだ

#19 Sugar'n Spikes
まともな曲

イントロの後直ぐにメロのある歌が始まる 

演奏もスライドギター錆びた針金ギターが上手いこと絡んでいる

サビもしっかりとした場面で カッコイイ

コーラスも素晴らしい 生き物って感じで人間らしくない なんだろうこの凄さは
そして みんなが同じビートで突き進み また別のリフに転がり

この部分のドラムが これまた凄過ぎる

ビーフの吼える部分もカッコイイ

#20 Ant Man Bee
野太いビーフの声から始まる、凄い声だ
ブレイクのあるリフがカッコイイぞ 

キーも歌と演奏が合っていない様で でも合っているのだ

野生の上で出来上がったコードのない展開 

ビーフの声と彼の多重したアルトが時折絡むと凄みが増す

土着的なリズム隊は凄いぜ

#21 Orange Claw Hammer
ビーフハートの朗読 テープに小刻みに録音 したんで 

オンオフのノイズが聞こえたりする
思いついた そのときの即興録音だろう 

(たしかザッパのある話に出てきたレア曲かもしれん・・・・・)

 

 

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#22 Wild Life
同じようなタイトル曲など一杯あるが・・・

パットシモインズの曲やらマッカートニーやらと
タイトル通り ワイルドな演奏だ 各楽器のバランスなんぞ どこへ行ったのか
ヴォーカルは後で重ねたのかな?

クラリネットかソプラノサックスで攻撃してくるビーフハート 演奏は無茶苦茶なリズムとグルーブだが
言い換えればポリリズムなんだな

ワイルドライフって言葉を連発するビーフハート、ドタバタと暴れまわるドラムと2本のギター
朗読と微妙なメロディーが交差しながら 全く一つになろうとしない演奏
なんで こんな事がマジで出来たんだろう?
恐ろしい曲だ

#23 She's Too Much For My Mirror
どれもやけど意味のあるような無いようなタイトルだ
ビーフハートの語りから始まり、いきなりドタバタ演奏になる

突っ込み気味のリズムは、ブレイク有りのカッコイイ演奏だが

そして 突然キーや雰囲気がたちどころに変わる
一発録り見たいな感じだが・・・分からんよな

#24 Hobo Chang Ba
指の折れそうな 難解なフレーズのギターから始まる
遠吠えの如く ボーッと歌い上げるビーフハート
タイトルをキーエアードちして難解も歌詞の中に出てくる

 

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#25 The Blimp
ザッパのオンステージ5の2曲目に入っていた曲にビーフハートが何らかの形で参加したんだな
同じフレーズを練習しているのかな? それにザッパの声や 電話で喋っている声が絡んでくる

ジェフ コットンの声 もう何か分からん曲だ

#26 Steal Softly Thru Snow
恐ろしく弾けた曲で バネのような演奏だ
カッコよく まとまりのある演奏で 一体感がある・・・とても難解な曲を見事に演奏している
それに 相変わらずのビーフハートのウネリをあげるヴォーカルが絡んでくる
珍しく メロディのあるリフを歌ったりと・・・狂気な曲だな

#27 Old Fart At Play
煌びやかギターの音につられてビーフハートが朗読気味にぶっ飛ばす
ブレイクありの これも難しい演奏だ

跳ねるようなビートと転げまわるタムタムが素晴らしい 混沌だ
最後あたりで ビーフハートが喋っている・・・詩を唱っているんだよ

#28 Veteran's Day Poppy
音質が変わり、ノリノリの曲が始まる・・・もうこうなれば 同じ時期の録音とは思えない
一体このアルバムは どうやって どことどこを繋ぎ出きたんやろう?

歪んだギターサウンドと グルーブは凄まじい
チューニングの狂ったギターのハモリとユニゾンの演奏はカッコ良過ぎる
最後を締めくくる最高の曲だ 歌は初めの部分に入っている

こうしてロック史上 ありえないロックの極点に位置するアルバムは終わる
もうロックの登竜門的アルバムだ 

特にギタリストやオルタナロックやってるロッカーは

洗礼要です
 

最初に出たCDです↓
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えらく変わってるけど気になり過ぎのトラウトマスクレプリカビーフハートでした。

アマゾン・・・ほんま中古やと安いですね

アマゾンのトラウトマスク ビーフハートです。

 

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author:papinen (mofuriko), category:Captain Beefheart キャプテン ビーフハート, 14:58
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