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ヘヴィーで泥臭くそれでいて哀愁漂うサザンブルースロックの1stアルバム オールマン兄弟バンド

JUGEMテーマ:ROCK

 

★その1

ギターを弾き始めた頃 ロック好き仲間3人と京都ワタナベ楽器屋へ行った

ギブソンのレスポールを弾いている大学生がいた 試し弾きしてはるんやった

子供だった僕たちは彼と話す機会があり いろいろ話をしてくれた

他の楽器屋ではギブソンは触らせてもくれない でもワタナベ楽器に来れば弾ける・・・とか

 

そしておすすめのロックバンドは誰? と尋ねたら

即ALLMAN BROTHERSを聞け と言われた

 

それが始まりやった

 

★その2

四人囃子のギタリスト森園氏はピンクフロイドよりオールマンを聞いていた

そして名曲一触即発のリフはウィッピングポストを拝借・・・

 

★その3

フランクフラゼッタのジャケットのLPを貰らったら・・・

モーリーハチェット 見た目ださいサザンロックバンドやった

オールマンのドリームのカバーが入っていた

 

★その4

フランクザッパが74年9月にフィンランドのヘルシンキでのコンサートで

客からのリクエストがあった

オールマンのウィッピングポストだった・・・

オールマンの名前は当時から何度もそこらで聞いたバンド名だった

 

今日はオールマンの1stです

 

allman brothers band (1).JPG

 

1969年にリリースされた1st

それ以前にも数枚別名でリリースされている

 

2インギター、オルガン、ベース、ツインドラム編成で他のバンドには無いうねるグルーブ感と

渋いヴォーカル、飛び交うスライドギター ・・・

 

allman brothers band (8).JPG

 

sideA

1. Don't Want You No More

  Spencer Davis, Edward Hardin 2:25

2. It's Not My Cross to Bear          5:02

3. Black Hearted Woman              5:08

4. Trouble No More

   Muddy Waters                       3:45

sideB

5. Every Hungry Woman              4:13

6. Dreams                                  7:18

7. Whipping Post                        5:17

 

Arranged  The Allman Brothers Band

Bass – Berry Oakley

Drums, Congas – Jai Johanny Johanson

Drums, Percussion – Butch Trucks

Guitar – Dick Betts

Guitar - Duane Allman

Organ, Vocals – Gregory Allman

 Producer, Engineer – Adrian Barber

 

allman brothers band (10).JPG

 

 #1 Don't Want You No More

スペンサーデイヴィスのカバーのインストバージョン

テーマリフは同じだがドロドロさは少なくブルースしている

オールマンバージョンは時代差もあるけど これでもかって豪快で泥臭く粘りバネのある演奏

 

重たく後ノリのグルーブに絡みつくユニゾンのリフ

その後レズリートレモロオルガンがソロる

そしてデッキーベッツのソロ

その後キメのフレーズ 今度はデュアンの野太いギターソロ

最後にユニゾンのキメ2が入る

 

ゆったりしてるけど怖い恐ろしいほど重たいヘヴィーなブルースロックで幕開ける

1曲目からぶっ飛ばしてくれる

そしてメドレーで次の曲に

 

#2. It's Not My Cross to Bear  

ここで初めてグレッグの歌が入る それにしてもメジャーとマイナーが入り混じるギター

どっちにしてもブルースロックの始まりだ

 

渋すぎるボーカル マジで20歳そこそこなのに

完璧にアレンジされキメもバッチリ 

一発録りがクールです。

 

#3. Black Hearted Woman  

ハモるリフから始まる米南部のファンキーな跳ねるリズムに超イナタク鄙びた田舎くさいリフだ

ベタなリフが何度も出てくると脳みそに焼きつく

歌は勿論渋くクール その合間にギターのフィルが次から次へと飛び込む

 

ギターソロはアドリブで毎回違う

そしてドラムとコンガの場面があり

その後ユニゾンで これまたドロドロのメロが流れる

 

リフに戻り終わる

最後の溜めのエンディングが これまた長く フェイドアウト

 

#4 Trouble No More

マディーウォータースのカバー

ノリは同じやけどリフが無くそっけないブルース

こっちはノリノリの軽いシャッフルな演奏に絡むスライドギター

歌よりメロディアスやったりする

スライドギターはレギュラーチューニングって聞いた事があるけど

この曲デハベースのちょっとしたソロも入っている

またしてもちょっと早いフェイドアウト

 

allman brothers band (4).JPG

 

#5. Every Hungry Woman    

またしても女の歌だ イントロが 何んだこれはって感じのリバーブの利いたイントロ

それもスライドギター その後 ドロドロのリフが絡み スライドギターが舞う

横揺れの8ビートでズルズルと進む コンガは16ビートでポリリズムで突っ走るバックの演奏

 

演奏がしっかりしてるので歌が奥にハマってて これまたクールだ

左右のギターが掛け合い ハモって高見に

そして裏打ちのギターがジャグジャグとうねる

 

#6. Dreams 

一番好きな曲 浮遊感たっぷりの6/8拍子 

漂うオルガンがとても気持ちよい

アクセントのギター そして絡むヴォーカル

ゆったりしたスローなトレモロのオルガンはとても幻想的です。

 

そしてブリッジでは緊張感たっぷりのリフ 絡むギター

微妙にずれた2つのドラムもとても気持ちよい タイトでなくユラユラだ

 

ギターソロはメロメロな野太いレスポールサウンド

だんだん高見に上り詰める そして下りてくる

3拍子の揺れが特徴だ

 

ライブではベースが暴れているのが多いが スタジオなんでオーソドックスでクール

オルガンのドローン的なのもとても良い

 

そして再びブリッジ 緊張と疾走感がたまらん

行っては戻りの繰り返しが これまた安心感を与える

しかし またブリッジで緊迫する

ハモリでギターリフが絡んでくる そのバックのドラムもクール

 

4CDのdreamsにはこの曲のデモが収録されてます。

 

#7. Whipping Post  

そして こちらも6/8の3拍子だ サザンロックの名曲 豪快な米南部ハードロックチューン

ザッパもカバーしてるが本家のテンポはジャストだ (当然ですが)

表情豊かな音の強弱も素晴らしく これぞアメリカンロックって感じです。

 

いかついベースリフから始まりユニゾンで進む

歌に絡むオルガン 一体になり 突き進む

16ビートのドラムが冴え渡る

そしてギターソロ

歌の合間のフィルイン そしてどす黒いブリッジ

再び襲ってくるダークなリフ

その後ギターソロに突入 グイグイブルーノートスケールでチョーキングの洪水

キメのリフが登場 ブレイク

渋いヴォーカルが入り テンポダウン

もう震え上がるしかない

そしてブレイク テンポがまたスローに

最後の歌が入り ドロドロになりながら終わる

 

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おそろしく重たく濃厚なエキスを凝縮したデヴューアルバムです。

キングクリムゾンの1st ゼップの1stに匹敵する名作だと思います。

 

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ザッパもいいけど別の米ロックを求めている方 おすすめです

ポップではありませんがドロドロ泥臭く豪快なスワンピーなギターロックです。

CDは中古なら安くでありますが、アナログLPはアマゾンはボッタくりなんでオークがおすすめです。

 

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今日はジャムバンドと言われたりしてる米南部の王道ロックのアールマンズでした。

オールマンはまだまだ続きます。

 

次回オールマンズの予定

allmans (2).JPG

 

GreggとDuaneがスタジオミュージシャンとして参加したバンドで

"31st Of February"の2枚目としてデモレコーディングしたアルバム

31st Of Februaryにはオールマンのドラマーブッチトラックスが参加してます。

このデモセッションは1968年9月に録音されました。

メランコリーな哀愁たっぷりの"Melissa"の初期ヴァージョンが入っています。

 

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author:パピネン, category:Allman Brothers Band, 11:33
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