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Takin' It to the Streets Doobie Brothers 最高傑作 大変身したドゥービーブラザーズ

JUGEMテーマ:ROCK

 

70年代アメリカン普通ロックの好きなアルバムの1つに

ドゥービーズの邦題ドゥービーストリートがある。

陳腐な邦題だ、直訳せば"薬通り"

日本では訳わからんタイトル 

どうせなら 

”プッシャー通りサンノゼダウンタウン” (大笑)

なんて方が楽しくて良いのに・・・・・・

 

ドゥービーズ (1).JPG

 

今日紹介するアルバムが薬兄弟のフェイバリット作品

リーダーやったトミージョンストンが薬でイカレテしまいツアーのも出れなくなって

助っ人やったマイケルマクドナルドがイニシアティブを取り始めた作品。

 

1976年と言えば 

フランクザッパの初来日 ジェフベックがワイアードをリリース、

ピストルズが世界をぶち壊し、ゼップがプレゼンスと永遠の詩をリリース、

ロックの世界が変わった年だ。

 

今から思えば、凄まじいエネルギーが放出された年

その後は知っての通りパンクが世界制覇しニューウェィブが登場

90年までは、なんとなく過ぎていった・・・

 

そしてグランジやオルタナが再び世界制覇したが

その後 ロックはたんなるビジネスに成り下がったが・・・ 

 

このアルバムは通産6枚目にあたる

すでにヒット曲がいろいろあったが

前作スタンピードあたりからだんだん音がゴージャスになり始めた、

 

それまでは普通のアメリカンロックやったが

また前作から炸裂するギタリストジェフバクスターが正式参加となり3人のギタリストがいるバンドになった。

 

そして この作品でトミー(リーダー)がいなくなり、

途方にくれていた頃 ジェフバクスターが

スティーリンダンで一緒やったサポーターコーラス&キーボードの

マイケルに声がかかり参加となった

バンドメンバーは、

後にダイヤモンドの原石を掘り当てた なんて言ってる

それほどスゴイ奴が参加してくれたんだ。

 

マイケルマクドナルドはロック魂の全くない

R&Bやソウルの奴やって、

ロックとR&B,ソウルを上手い事ミックスし

都会的なテイストを持ち込んで 

この傑作が誕生したんだ。

所謂AORとかブルーアイドソウルの創始者とも言えるのがコレにあたると思う。

 

ドゥービーズ (2).JPG

 

メンバーは、

パット シモンズ ギターと歌

タイランポーター ベース&歌

ジェフバクスター ギター&コーラス

ジョンハートマン ドラムにパーカッションと コーラス

マイケル マクドナルド 歌とキーボード

キース ヌードセン ドラム

そして1曲とコーラスなどで参加のリーダー トミージョンストン

 

サポーターは、 メンフィスホーンズ ボビーラカインド コンガ

リッチーヘイワード リトルフィートのドラム

ナヴィー オルガン

マリアマルダー カメオ ヴォーカルとなっている。

 

ドゥービーズ (3).JPG

 

#1 Wheels Of Fortune

パット、バクスター、ジョンハートマン作 Dm Gm Am7 に 

B♭maj7 Am7 Gm7 E/A7っていうマイナーコードで構成された

R&B+アーバンな曲だ ヴォーカルにはトミーも参加している・・・

 

声が聞える・・・サビ前のシャウト気味の歌はトミーやな(と思う?)

ギターのコードリフから始まり、その後他の楽器が絡む、

歌が始まるパットの声や そして直ぐにトレードマークのコーラスが入り、ハミングも入る。

 

ベースのタイトさは、タイランポーターの十八番だ とにかくタイトにタイトにリズムが刻まれる 

そしてブレイクでサックスが入る そして ギターソロに移るが なかなか引き伸ばす・・・

 

キレの良いリズムギターはジェフバクスターやろう

そして エレピソロ 都会的で それもアーバンナイトって感じでドンドン進んで行く

 

それに絡んでくるジェフのギターソロ 

いろんなジャンルを飲み込んだようなソロ けっして歪んでいないサウンド。

 

まあ1曲目に持ってきたのはいきなりマイケルの歌ではまずかったのかも知れない

 

#2 Takin' It to the Streets

マイケルマクドナルド作 作者が変われば 

これほどまでにコード進行が変わるのだ って見本だ

Fm6/G F/G C/G D7/G G7sus4 F/A Fm/A♭ G7sus4 C7/E F6 D7-5/F♯ 

ともう全然違う

 

ストレートなロックとの曲作りの違いが分かる手本だな

ベースのタイランもマイケルが参加してからベースラインが変わったと・・・

ヴォイスングが必要になったんだ 見たいな事何かでゆうてた。

 

キーボードで作るのが丸分かりって感じのコード進行 それからメロと歌詞をつけたんやろう、

とにかく聞いた時 尋常ではないメロやと思った

また声の質もスモーキーだとか言われたのはマイケルからやと思う そうなんや 

こもった声質で それもキーが高い まあ このバンド自体キーが高いが・・・

 

イントロも印象ある、ブレイクとアクセントの妙技かな 

なかなかグルーブなんて掴めない感じだ

そして 刻まれるリズムギターとブレイクの音程を狂わしたギターはジェフバクスターらしい

 

彼はいつもぶち壊しにかかるのでカッコイイ 

同じジェフのベックとは全然違うし歌うアドリブが出来る

 

ジェフベックのアドリぶはワンパターンでダサいが(決まったメロを弾くのとは違う)

バクスターのギターは面白くスレスレだ(ぶち切れる)

 

#3 8th Avenue Shaffle

パット作 3曲目ともなれば、ノリノリのナンバーだ、ギターリフから始まり、

ホーンとベースが強力なグルーブを出す。

ベースが歌うようにランニングするカッコイイ曲だ、ロックと言うよりR&Bっぽく 

 

でもAORって感じがとてもドゥービーズやと思う。

 

ホーンのアレンジもカッコイイし、ブレイクのその後もカッコいいぞ、

それに加えてクロスするコーラスの涼しげで良いこと

 

その後ロックになってギターソロが始まる、

だんだん盛り上がり いきなりクールダウンだがテンションはそのまま

オクターブ奏法をカッコよく決めるジェフバクスター

 

因みにコードは、簡単な3コードに毛が生えたようなシンプル G C/D G Am たった

 

4つほどのコードで上手い事作ってるよな

(そうそうこのアルバム全部 コードを拾った事があたんで書いているが・・・それほどハマった作品なんだな)

 

んで、思う事なんやけど 

ドゥービーズのメロって ヘンや ホンマにヘンや 普通のロックのメロと全然違うのも魅力の1つかな・・・

 

それと マイナーコードのくせにメジャーでポップに聞かすところなんか 他に知らない

 

#4 Losin' End

マイケル作 聞けば分かるが どんどんロックから離れていく曲だ、

まあその後を知ってれば この曲なんぞ序の口だが この脳天気でお子様チックなリズムはロックでは無い、

R&Bやソウルだな 

 

それでいて都会的やから当時リスナーはビックリしたんやろう またヴィオラが 

これまた清々しいし素敵だ アレンジの勝ちやな このコードは難しかった 

 

1小節に2回も変わりよる・・・まあそれぐらい ザラにあるんやけど・・・

Gmaj9/G6 Gmaj9/G6 D7/D7sus4 /....E♭maj7 Dm7/Cm7 

とキーボードでつくった らしいコード進行だな

 

たしかマイケルのソロでも取り上げた曲やったと思うが・・・

持ってへんし分からん・・・ オルガンがドローンで入っている。

 

ジャフバクスターは退屈やったろうに・・・ タイランのベースはポールマッカトニーと同じ位勉強になると思うね 

とくに歌うベース、ランニングするベースだからね

 

ドゥービーズ (4).JPG

 

#5 Rio

ドゥービーズで一番好きな曲だ、

いやアメリカンロック ベスト5に入る曲だな

パットとジェフバクスター作 簡単なコードなのに 

凄くカッコイイアレンジでホント勉強になった曲だ

F/G G F/G F Cmaj7 F11 B♭maj7 E♭11 F11 B♭maj7 E♭11〜〜D11 E♭11 D11 G7

と簡単ながらカッコイイ 

 

アレンジの凄さが分かるよ ドラムから始まり コンガが入り 

他の楽器が絡んでくる 綺麗なエレピが隙間を横切る・・・

 

そして ロックでファンキーなリフが流れパットが歌う これもベースがカッコ良いぞ 

その後コーラスとアトリングスが壮大な音世界を作り上げ 

それでいて一番アーバンな都会的なAORだ サビが4/5拍子になる所なんて滑る滑る 

 

カッコイイブレイクと共に行ってしまう、

またマリアマルダーのカメオヴォーカルも一瞬だが色っぽい

この曲のライブが聞きたかったのでブートを買った 

 

そしてブートは

またまたやられたジェフバクスターのギターが完全にオフやった・・・・

ククク またやられた ウインターボールルームの音源には注意・・・

とんでもないブートだ でも 

オフィシャルCDでは聞えてこない音が目一杯聞けるところが救いやったかな

(所謂楽器のマイナスなので聞き取れるって感じで ブルーミックスとかアカペラみたいなものだな)

 

あと特筆すべきはホーンとストリングスのアレンジだ 

交差する2つのメロと歌メロの奇跡的な混ざり具合 

よう勉強になった(曲作りやアレンジしてる人には とても良い勉強になるよ)

 

#6 For Someone Special

タイランポーター作 トミージョンストンに捧げた曲で、

とにかくブルージーなAORの名曲だ、

声も誰とも違うしロックスピリット満載でありながら

アレンジも一役買ってアーバンで真夜中を突っ走るフリーウェイって感じだ

 

これもコードを拾ったが 至ってシンプル

Emsus4 Em Cmaj7 Bm7 Am7 D

循環コードって奴だ バースから始まる、

しっとりと歌が乗ってくる 

 

演奏もダークなくせにアーバンで心地よいんだ そしてブレイクが入り 

プログレになる(静かになって何処へ行くのか分からなくなる) 

ドゥービーズって突然プルグレ風になる曲もあるんだ まあ リフが決まってて 

 

それをアレンジしたって感じだが・・・・・良い曲や

 

#7 It Keeps You Runnin'

マイケルの曲 これまたR&Bのビートに乗せて 

個性的なメロが歌われるって感じだ、

キャッチーなリズムはフックの利いたモノで良い ギターが乾いた音で 

シャキシャキシャリシャリ 

ジェフのギターだな それに単純なコーラスが入ると、もうドゥービーズだ 因みにコードは、

G7 C G7 Bm7 B♭7 Am7sus4 A♭7+たぶん11th

 

マイケルにしたら単純なコードだが・・・ そして

 

#8 Turn It Rose

トミージョンストンの曲だ 

ここまで聞いているとなにか違和感があるような曲だ ロックやしな ストレートなロックでコーラスが入る 

投げやりなヴォーカルは健在だが・・・

 

その後あまり顔を出さなくなるのだ,でもドラムとかカッコイイよなぁ〜

レズリーを通したようなギターフィル フェイザーかフランジャーかな?

 

まあ アルバムの流れとしたら異色に聞えるよな 因みにコードは、

さすがロッカーだ 簡単すぎ 

A  G/A B7/A D/A Dm その程度かな

 

#9 Carry me Away

マイケル、パット、ジェフ作だ 相変わらずのAOR路線でベーシックにR&Bがしっかり感じ取れる楽曲

 

ブラスも普通のアレンジで盛り上げるが・・・

あまりにアイザックヘイズみたいなところもあるよな演奏面で

 

でもコーラスはいつものドゥービーズ 

ただジェフバクスターのギターソロがあるので 許せるやん

もう ロックのグルーブはゼロだな でも聞き易いのが救いだ

 

これもコードを書いておくと

C G11 Dm7 E Am7 C Dm7 D♯aug7 

などが使われているな マイケルって11thの音が好きみたいだ。

 

ドゥービーズ (5).JPG

 

そして ボーナストラック

#10 Taikin' To The Streets

ピアノ弾き語りだ もうすでに出来上がった曲に

アレンジとメンバーが音を足して行ったのが良く分かるデモテイクだ

 

#11 We Would Sail Away

ボツになったマイケルのピアノ弾き語り 

これもリズムやらがすでみ出来上がってた曲なんだな まあ 

どうでもいいようなテイクだが・・・

 

大ファンには貴重音源です。

ブート関連は後日レヴューしていきます。

 

1.jpg

 

今日は、ドゥービーズで一番のドゥービーストリートでした。

このCD安いです、何処でもあります

ボーナストラックが入っている2CDシリーズですね

 

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author:パピネン, category:Doobie Brothers ドゥービーズ, 08:46
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