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Hot Rats Frank Zappa ホットラッツ フランク ザッパ
JUGEMテーマ:ROCK

今日は、ザッパの名盤ホットラッツです。
1969年8月に初期マザーズが解散し、新たな世界に向かったザッパの作品である。

69年8月から翌70年3月までをホットラッツ グループとして
スタジオ録音、コンサートをやった。

因みに この時期のブートもある。

レコーディング セッションは69年の8月から9月ロスで行われた
10月にはヨーロッパにはヨーロッパのベルギーのAmougies Festival で
Pink Floyd や ビーフハート等と共にフェスに参加した。

またザッパがピンクフロイドのステージで1曲プレイした、これもブートで存在している。

そして、11月〜翌70年2月まで 映画Uncle Meat Movie に携わり
70年3月 レコーディングセッションと少しだがコンサートをロスで行った。

ライヴのメンバーは
Max Bennett    Bass
Aynsley Dunbar   Drums
Sugarcane Harris Violin , Keyboard
Ian Underwood  Winds  ,  Keyboard
FZ guitar
だった。

hot rats


さて このアルバムは
ロスのSunset Sound
T.T.G.
Whitney Studios
にて録音された。
96年7月から8月と言われている。

プロデュースは勿論 Frank Zappaで
エンジニアが これまた 当たり前だがスタジオによって違った。

Dick Kunc--Whitney Studios
Jack Hunt--T.T.G.
Cliff Goldstein--T.T.G.
Brian Ingoldsby--Sunset Sound

デザインは 勿論 Cal Schenkel

モデルはGTOのメンバーだ!

hot rats3

また LPとCDとは
ミックスがかなり違う

そして 収録時間も違う

LPで聞いていて
その後CD化され 聞いた時はブックリこいた!

もう 星の宝石が散りばめられ 空から舞い落ちるの如く
キラキラしてて 感動した。

しかしだアナログLPもそれなりの良さがあったので
結局 売らずに両方持っている。

ステレオが3Dになったかのようなモノかな!

では、1曲づつ行きますね

#1 Peaches En Regalia - 3:37

軽快なドラムのイントロから始まり
メランコリックなメロディーのテーマがほとばしる

この時点で 夢のような世界に入っていく

録音メンバーは、
前回も紹介した

Shuggy Otis  が Bass だ
もうスゴイ グルーヴで ギタリストが弾き捲くるベースって直ぐに分かる独特のノリがある。

そして、キングクリムゾンのマイケルジャイルズよりカッコいい 転げまわるドラムを叩きだす
Drum のRon Selico 

piano, organus maximus, all clarinets, all saxes は Ian Underwood だ
16チャンネルで多重し捲くったからスゴイ

そして リズムギターが リトルフィートの Lowell George とファンの間では言われている

Zappaはギターの他にパーカッションやオクターブベース
(これはクリームのジャックブルースや
 映画レットイットビーでジョンレノンが弾いていた6弦ベースの事かもしれない?)

因みに6弦ベースとは
ギターと2オクターブしたのベースの中間に位置する
ギターから1オクターブ下のベースやったと思う。

ザッパとイアンアンダーウッドが中心に音を重ねていき録音したと思われる。

そして この曲 いろんな楽器が次から次へと移り変わりながらメロメロなメロを奏でてく

オルガンや生ギターとエレキの混ざった様なギターも魅力一杯だ!

さっきも書いたが アナログとのミックスの違いがスゴイ

立体的に聞こえてくるし、左右のスピーカーから流れ出てくる音は
宝石のようだ。

そのうち5.1chでリリースされたらどうしよう!
AVセンサーやシアターシステムを買わないといけない!

まだ 待ってくれ・・・・と言いたくなるよなぁ!


#2 Willie The Pimp - 9:16

そして2曲目は打って変わってドロドロでドクロのような曲だ

もう これなんか この時代の名盤って言われている
キングクリムゾンやゼップやアビーロードなんて足元にも及ばない

狂気と混沌 そして怒りや戦争などネガティヴなエネルギーが音楽と言うフィルターを通して爆発したかのようなサウンドだ!

吼え捲くるビーフハートも まるでオーメン666に出てくる山犬の如くだ!恐ろしい・・・・

メンバーもスゴイ

Frank Zappa - guitar, octave bass, percussion
Ian Underwood - piano, organus maximus, all clarinets, all saxes
Lowell George - rhythm guitar
Captain Beefheart - vocal
Sugar Cane Harris - violin
John Guerin - drums
Max Bennet - bass

シュガーケンハリスは薬中(ヘロイン)やったし
もう この世の果てを見せられたような曲だ

知らん人は是非とも聞いて欲しい

ホラーなヴァイオリンとドラムから始まり
即 ビーフの犬声の歌が吼える

そして 虫のようなパーカッションが入りだす。

歌と狂ったギターやヴァイオリンがバトルする
このバックに絡む ビーフの遠吠えは もう 圧巻だ!

ベースもグルーヴなんて関係ないぜ と弾き捲くり
それが 全体に及び 怪しげでカッコいいグルーヴを生み出す。

果てしなく続く ギターソロはワウワウもかましアメーバーのようにうねり
ダークで恐怖を持ち備えている。

何時になったら終わるのか?

アドリブが一旦クールダウンした部分もあるが
即 ギターソロが嵐の如く暴れまわる。

いくらクラプトンのギターがすごいかといっても
このギターソロの前では まるで子どもだ!

これもかなり多重録音した部分があるのではないやろうか

いつしかビーフハートの影は見えないが・・・・

テーマに戻り終わる。

#3 Son Of Mr. Green Genes - 8:58
 
前作アンクルミートには歌いリで別アレンジのが収録されていた。
インストヴァージョンだが

エネルギーの度合いが全然ちがう
スゴイパワーに圧倒される。

メンバーは以下だ

Frank Zappa - guitar, octave bass, percussion
Ian Underwood - piano, organus maximus, all clarinets, all saxes
Lowell George - rhythm guitar (入って無いと思うが)
Paul Humphrey - drums
Max Bennet - bass

歌ヴァージョンはメランコリックだった
これもテーマはメランコリックだが 他の部分は もう激しい戦いのようだ
気の抜けないテンションの高い演奏に 時折見える美しい桃源郷のような景色

2つの世界が同時に存在してるかのような曲だ

オルガンが妙に魅力的な音だ

目まぐるしく変わるところもスゴイし
ギターがこれまた 凄すぎる

遊園地の猛スピードで廻り続けるメリーゴウランドだ

激しいなかに 垣間見える美しいメランコリックな世界って
聞かないと分からない。

#4 Little Umbrellas - 3:04
 
Frank Zappa - guitar, octave bass, percussion
Ian Underwood - piano, organus maximus, all clarinets, all saxes
Lowell George - rhythm guitar (入ってないと思うが?謎だ)
John Guerin - drums
Max Bennet - bass

ベースは生ベースだ
このアルバムではジャジーな曲だ

どこと無く不況和音も含むサウンドが魅力的だ

この曲なんか 後のザッパの直結してるメロと和音だ

立て笛が妙に不思議な世界に連れて行ってくれるし
グルーヴが半端やない

テーマはまるで埋葬曲だ!しかし 直ぐに違うメロと合体する
ザッパ マジックだ

キーボードがキラキラしたサウンドで まるで おとぎの国への入り口のようだ

これも まるで遊園地のサーカスや見世物小屋のイメージが浮かぶ

hot rats4


#5 The Gumbo Variations - 16:55
 
Frank Zappa - guitar, octave bass, percussion
Ian Underwood - piano, organus maximus, all clarinets, all saxes
Sugar Cane Harris - violin
Paul Humphrey - drums
Max Bennet - bass

これはインプロ全開のジャズロックだ
アナログ収録より長く
イントロ部分でスタジオ内の音(会話など)が入っているので

初めて聞いた時 得したような気分だった

マックのベースがうねりカッコいい

イアンのサックスがまるで悪魔の囁きのように・・・
途中に多重した部分のように聞こえたり 

でも このアルバムの中では ちょっとだれるかな?

しかし スガーケインのヴァイオリンが始まると
なにかオーラが変わるのがスゴイ

いきなりドラムがノリノリになったりする。

リズムギターはローウェル ジョージかも知れないなあ?謎だ!

ベースのパターンがコロコロ変わるのも即興の醍醐味だな
バンド(即興の出来る)やってたら この感じ分かるでしょう!

そしてベースとドラムになる場面もあって飽きない

その後 ヴァイオリンが炸裂しサックスと暴れ捲くる

やたら激しくイカツイ即興だ
これを聞いて舞い上がれば立派なザッパ教だ!

ラストもドロドロでカッコいいぞ

hot rats2 

#6 It Must Be A Camel - 5:15

Frank Zappa - guitar, octave bass, percussion
Ian Underwood - piano, organus maximus, all clarinets, all saxes
Jean-Luc Ponty - violin
John Guerin - drums
Max Bennet - bass

ジャジーな曲だ
そして ジャンリュックポンティーが入っている

不思議な和音とメロの曲で最後に相応しい なにかがある。

どことなくゴージャスな雰囲気

バリトンかな?バリバリのサックスがすごくカッコいい

テーマのメロもヘンリーカウあたりの雰囲気がある
ヨーロッパのプログレっぽいかな

でもギターが絡んでくると一変する
いろんなサウンドで絡んでくるギターは圧巻だ(あの指運が少しだが堪能できるぜ)

これだけでも聞く価値ありだな

ゴツンとしたアレンジが これまた良い

現代音楽とジャズとアヴァンギャルドがロックテイストで色付けられたような
スゴくカッコいい曲だ!

そして このアルバムは終わる

軟弱なロックは近寄れない 狂気と毒気満載の作品だ
これを聞かずしてザッパは語れない

ザッパ初心者さんは、是非 ゲットしてください。


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author:パピネン, category:1960年代のザッパ, 18:19
comments(2), trackbacks(0), pookmark
Comment
とつぜんお邪魔します。
はじめまして。大昔に'60マザーズにはまっていた者です。
ふとなつかしくて検索していたら物凄いサイトにゆきあたり嬉しくなってしまいました。

#1 Peaches En Regalia いいですね。

「LPとCDとはミックスがかなり違う」
そうそう、ぼくはLPのミックスの方が断然好きなのですが、このtakeはどっかのCDでは聴けないのでしょうか。
特にラストの大団円に向かう直前、涙もののキーボードの音がCDでは全く抑えられてしまっており、全体におっしゃるようなキラキラ3D感というより、ぼくには煩い感じになってるのが何とも、なのであります。

また立ち寄らせてください。
ありがとうございました。

ついしん
知らないうちに未知の音源がどしゃどしゃ出ているようですが、
音質の良いおすすめ'60マザーズを推薦していただけましたら幸甚です
よろしくお願いを申し上げます。
RZZZZZ, 2015/03/22 3:54 PM
こんにちは、RZZZZZさん コメントありがとうございます。Hot Ratsですが2012年アナログリマスター盤が出ていますが、まだ買っていません 恐らく今回のアナログリマスターはLP同様の音源かと思います、ゲットしだいレヴューしますね、あと60年代の音源もまだ紹介してないのもありますので、これから徐々にレヴューしていきます♪

また立ち寄ってください♪
パピネン管理人, 2015/03/23 12:54 PM









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